パリス・ヒルトンやシャラポワも電話番号を公開 セレブと携帯でつながる動きが大反響
発言に強い影響力を持つ「セレブリティ」たち。新型コロナウイルスのパンデミックでも一役買ってくれている。
3月上旬、滞在中のオーストラリアで、俳優で夫のトム・ハンクスとともに新型コロナウイルスに感染した女優のリタ・ウィルソン(63)。5年前に乳がんで両乳房を切除していた彼女は、新型肺炎が重症化するハイリスク群だったが見事に回復。
その際にSNSで見せたある取り組みが、今もセレブの間で広がりを続けていることがわかった。
■トム・ハンクス夫人が火付け役
Going stir crazy? Have a suggestion for my Quarantunes playlist? TEXT ME! (310) 299-9260 – I'm giving you my phone number!! It's actually me. Text me so I can let you know what I'm up to, when I'm in your city (once we can leave our houses), and so we can stay in touch. pic.twitter.com/TAX7oNXqAI
— Rita Wilson (@RitaWilson) March 24, 2020
新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)を克服した3月下旬、リタ・ウィルソンはツイッターに1本の動画を投稿した。
自身の携帯電話番号を公開し、「コロナの不安と闘っている人は私の携帯電話の番号にメッセージを送って? つながりましょうよ」と呼びかけ、世間を仰天させた。
こんな時こそ皆で心をひとつにし、憎き新型コロナウイルスを打ち負かそう、そんな考えからの行動だという。
■自主隔離も携帯電話さえあれば…
リタの取り組みはセレブたちにも大きな刺激を与えた。今年2月に現役を引退したテニスプレイヤーのマリア・シャラポワ(32)や、元祖お騒がせセレブのパリス・ヒルトン(39)など、世界的な有名人がインスタグラムやツイッターで自身の携帯電話の番号を続々と公開。話題となっている。
「寂しさや不安を感じたら誰かとつながることが大事。私にそんな気持ちを打ち明けてみて」「メッセージを送り合えばきっと楽しく時間をつぶせるわ」などと呼びかけるセレブたちの優しに、多くのファンが感動している様子だ。
■セレブならではの力を発揮
小さな発言が世の中に影響を与え、人々を扇動する力があるといわれるセレブたち。こんな時こそ「自分にできる何か」を模索しているのだろう。
リタの取り組みにすぐに反応し、3月25日に同様の動画を投稿したのはパリス・ヒルトンだった。
https://www.instagram.com/p/B-ItHy5J3ZV/?fbclid=IwAR2QXr1nWabm1j4vqdeRRzUbGhfL1E45nGMh8A0HA2WBTTLLhhILz4rfXoQ
自身の電話番号を公開する代わりに、必ず守ってほしいこととして、「とにかく自宅にいて、安全に過ごしてね」と呼びかけたパリス。動画は2週間で37万の再生回数を記録している。
■シャラポワの登場に世界で反響
https://www.instagram.com/p/B-iNuwHpP8g/?fbclid=IwAR0Nd07naTtgjW1nXU1RmevyBwdSVam0ibbMNVYHzBkqbA5OjcuaSLmjZ0I
さらに今、最も注目が集まっているのは、4月上旬に「私も新しい携帯電話を入手したわ」と報告する動画をインスタグラムに投稿し、その番号を公開したマリア・シャラポワだ。コートに立っていた頃の小麦色の肌とは打って変わって、シミひとつない真っ白な美肌を見せている。
動画の再生回数は68.7万(日本時間の4月7日時点)を数え、寄せられた大量のコメントは、彼女の母国であるロシア語も含めて多国籍。「その美肌の秘訣を教えて」といったメッセージを送っても、親切に答えてくれるかもしれない。
シャラポワとガールズトークができるとしたら、想像するだけで楽しそうだ。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)