“コロナ孤児”ネットで懸念の声相次ぐ 「自粛疲れとか言ってる場合じゃない」

働き盛りであり、子育て世代にも該当する比較的若い世代での感染が増加している、新型コロナウイルス。インターネット上では“コロナ孤児”への懸念が囁かれ始めている

2020/04/05 16:00

泣く幼児
(GOLFX/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

日本国内での新型コロナウイルスの感染拡大が続いている。4日には、東京都内で新たに118人が感染していることが確認され、1日あたりの感染者数が初めて100人を超えた。

そうした中、インターネット上では“コロナ孤児”という言葉が誕生し、子供を持つ親たちを中心に懸念の声が相次いでいる。


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■WHOが若年層の危険を指摘

世界保健機関(WHO)が今月3日に開いた新型コロナウイルスについての記者会見において、WHOの感染症専門家が「30代、40代、50代で集中治療室に入り、死亡する人もいる」と述べ、働き盛りであり、子育て世代でもある比較的若い年代の人々にも危険があることを強調。

さらに、専門家は重症化している人の主流は基礎疾患のある人であるとしつつも、イタリアや欧州各国の最近の報告では、「若年層で多くの人が重症化している」という。

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■基礎疾患のない若者が死亡したケースも

また、同日の会見では比較的若い世代で死亡した人の中には「基礎疾患のない人も含まれている」とされ、その一方で重症化した後に軽症に戻る人もおり、年齢層別の傾向など、いまだよく分かってい部分が多いよいうだ。

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■“コロナ孤児”懸念の声相次ぐ