高齢者が女に殴られ死亡 襲った原因は新型コロナへの不安か

高齢の患者を見かけた女が、いきなり激怒し殴りかかった。新型コロナウイルスに対する恐怖心が、犯行の引き金になったようだ。

高齢者マスク
(Toa55/istock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

体調を崩し病院に行ったお年寄りに、30代の女が襲いかかった。その理由は「近くにいたから」というもので、新型コロナウイルスを恐れた末の凶行だったことが明らかに。殴られた女性は、ウイルス感染者ではなかったとみられている。


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■80代女性が病院へ

3月28日のこと、腸の不調を感じたジェイニー・マーシャルさん(86)が、米国・ブルックリンにある病院を訪れた。

そこで診察を待っていたマーシャルさんが近くにあった金属製の台に手をかけたとたん、すぐそばにいた32歳の女が激高。まるで警戒していなかったマーシャルさんに襲いかかり、頭を力任せに殴りつけた。

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■凶行に及んだ理由

いきなり殴られ倒れたマーシャルさんは、頭を床にぶつけそのまま動かなくなった。

暴行の様子を目撃した人はいなかったが、監視カメラにその様子が映っていたこともあり、襲いかかった女の身元はすぐに判明。暴行に及んだ理由について女は「(新型コロナウイルスに感染しないよう)人との距離はあけておくべき」「あの人はそのルールを無視していた」などと語っている。

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■女性の死