新型コロナ感染で死亡した女性の葬儀 参列した親族17名が感染し死者も

亡くなった親戚の葬儀に集った人たちが、次々に体調不良を訴えた。うち1名は死亡。20代の若者も闘病中だという。

■重篤な症状に苦しむ家族も

またスーザンさんの死去に続き親族16名が体調不良を訴えており、いずれもシーラさんの葬儀に出席した際に新型コロナウイルスに感染した可能性が極めて高い。うち1名はとりわけ症状が重く、スーザンさんの娘は「残念ながらその人が助かる見込みは薄い」と明かしている。

ウイルスに感染したとみられる親族の年齢は様々で、最年少は21歳、最高齢は88歳だという。


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■遺族の悲痛な訴え

このような状態になってもなお外出する人たちにつき、スーザンさんの家族は「狂っている」と痛烈に批判。

また新型コロナウイルス感染症については「あっという間に病状が悪化するのです」「甘くみてはだめです」と述べ、「どうか外出は避けてほしい」「危険をおかさないでほしい」と呼びかけている。

愛する人の死後「せめて葬式に参列しお別れを言いたい」と集まったがために、集団でウイルスに感染してしまったこの家族。このような事態を防ぐため、式の様子をネットで配信する葬儀社も話題になっている。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

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