新型コロナ流行で波乱の生保業界 「上司のひと言」に耳を疑った

新型コロナウイルスをめぐり、多くの業界が影響を受けている昨今。生命保険の業界も、業務に大きな支障が出ているという。

2020/04/03 05:45

■上司の放った言葉とは…

タクシードライバー同様、「歩合性」の締める割合が大きくなっているのが生保業界。営業活動が行なえない時期の収入について聞いてみると…。

外交員:テレワーク期間中の補償に関し、会社としては「検討中」のスタンスをとっています。新たな保険に加入する際の審査基準もまだ検討中の部分が多く、指針が全く定まっていません。


解約は郵送でも可能なのですが新規契約は対面が基本のため、現在は実質、新規の顧客を開拓するのは不可能となっています。しかし「どうしても加入したい客」に関しては例外として認められているようです…。


そのため当社でも契約数を伸ばしている社員はいるのですが、上司の放った「こんな状況でも売るやついるんだな…」という言葉が忘れられません。会社が原則禁止しているにも関わらず、「こんな状況でも契約取れる人間」が評価の基準になってしまうのではないかと不安に感じていますし、不満でもあります。


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■先行きの見えない不安

契約数がほぼゼロとなっているが、該当月の契約数はさすがに「査定には影響しない」というのが上層部の説明のようだ。しかし上司の口にした「こんな状況でも売るやつは…」という言葉を思うと、不安で仕方がないという。

「先行きが全く見えない」現状が、多くの外交員のストレスとなっていることは間違いないだろう。

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(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ

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