「失禁するまで殴られた」 息子の壮絶DVを告白した母に警察が賞賛
息子から激しい暴行を受け、「この子を擁護すべきではない」「すべてを警察に打ち明けよう」と決意した母親がいる。
■前科133犯だった息子
ひどいケガを負ったアンジェラさんは、警察にすべてを明かそうと決意。「優しいときもあるんです」「でもあの日の息子はおぞましいケダモノ同然で、私を容赦なくいたぶりました」というアンジェラさんの話を聞いた警察は、その後にハーランド容疑者を逮捕した。
このほど懲役7年の実刑判決を受けた容疑者は反省した様子を見せており「どんなに申し訳なく思っているか母に証明したい」と心境を明かしているが、アンジェラさんのショックは癒えないまま。
また容疑者につき現地メディアは「前科133犯」「札付きのワル」と報じており、より長い刑がふさわしいという声もあがっている。
■当局の声明
捜査に当たった警官は、「自分の息子の犯行につき警察に伝えるのは、とてもつらかったでしょう」とコメント。
「それでも勇気を出しすべてを語ったアンジェラさんは素晴らしいし、正しいことをしてくださいました」とも述べ、「DVは、カップル間でのみ起きる問題ではありません」「被害を受けている人はどうか警察に相談してください」とも呼びかけている。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)