突然の都知事緊急会見で都内は一時大混乱 「スーパーにもう何もない」
小池都知事の緊急会見との情報を受け、東京都内は一時的にパニック状態に…スーパーではありとあらゆる商品が品薄となる事態に
■肉や魚、野菜まで…
また、都内のスーパーを訪れた別の記者は、肉や魚といった生鮮食品から袋麺まで、ありとあらゆる商品が売り場から消えた光景を目の当たりにしたという。
精肉コーナーでは豚肉や鶏肉が品切れとなっており、写真のように売り場はスカスカの状態に。唯一、牛肉はわずかながら残っていたようだ。
また、今回の騒動が原因であるかどうかは定かではないものの、野菜売り場ではもやしが完売していたという。
■「緊急会見」と聞いて焦り…
緊急会見は同日20時から行われたのだが、都内での感染者が増加傾向にあるとの報道から、ワイドショーが「首都ロックアウトの可能性」などと報じるなど、都民の緊張は高まっていた。
都内で夫と2人の子供と暮らす40代の女性は、「『20時から都知事が会見する』とのニュースを見て、『これは首都ロックアウトの発表に違いない』と思った」と話す。
そのため、「会見前にスーパーに急いだところ、大混雑」だったそうだが、会見の内容は「単なる『週末外出の自粛』」であったため、「にんにくとか野菜とかすぐ必要なものだけを買いましたが、レジは長蛇の列になっていました」と語った。
不安を煽るような情報も出回り、混乱した状況となっているが、信頼できる情報かどうかを精査しつつ、どうか落ち着いた行動を心がけてほしい。
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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)