離婚後に親権を失い悩んだ父親 10歳の息子と無理心中を図り死亡

大事な息子を守るため単独親権を得た母親が、最悪な形で息子に先立たれてしまった。

■無理心中を決意

3月2日のこと、ワイランド君は祖父母と同居するゴメスを訪問。しかし親権問題でクリスティさんともめていたゴメスは精神的に不安定だったとみられ、いきなりワイランド君に向け発砲した。

その後、ゴメスは自分の頭を撃ち抜き死亡。ゴメスの親は慌てたが英語が話せず通報できなかったため、親戚に電話をかけ警察への連絡を依頼した。それを受けようやく現場に向かった警官隊は、ワイランド君の生存を確認。すぐさま病院に搬送したが、その後ほどなくしてワイランド君も帰らぬ人となってしまった。


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■母の嘆き

たった10歳という年齢で殺されたワイランド君の死を悼み、数百人の関係者らが集い追悼式を執り行った。ワイランド君の母クリスティさんも姿を現し、悲しみをこらえながら「あの子の母親でいられて、とても光栄でした」とコメント。さらに「ひとりぼっちの子がいたら寄り添うような子でした」と述べ、明るく優しかったワイランド君を偲んだ。

世間は、身勝手すぎるゴメスの行為に震撼。「幼い子を道連れにする必要などなかっただろうに…」という声も多く上がっている。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

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