継母が12歳男児の局部を果物ナイフで切断 動機は不明なまま
深刻な傷害事件であるにもかかわらず、継母は「動機」について何ら供述していない。
12歳の男児と継母との関係はうまくいっていなかったのだろうか。子連れ再婚の難しさを想像させる重大な傷害事件が起きた。容疑者が動機を語らない点も含め話題になっている。
■継母がナイフで急襲
中国・安徽省の阜陽(フーヤン)市で今月3日、12歳の男児が父親の再婚相手である32歳の継母に、果物ナイフで性器を切断されるという事件が発生した。
事件の目撃者はいないが、少年が「継母に襲われた」と話したため警察はその女の身柄を拘束。少年の将来と家族のプライバシーに配慮し、加害者・被害者ともに氏名は明らかにされていない。
■12時間かけ接合手術
事件当時、少年の父親は留守にしていた。帰宅後に家庭内で起きていた惨劇に気付き、切断された陰茎を拾い袋に入れると息子を阜陽市人民医院に運んだという。
しかし同病院では手に負えず、少年を安徽省の医院へ搬送。12時間をかけ陰茎の接合手術は成功した。
■男性機能回復は困難
泌尿器科の医師によれば、麻酔から覚めた少年の体調は良好で、少年の排尿機能もいずれ完全に回復するであろうという。しかし「将来的な男性機能、生殖機能について期待するのは難しいように思われます」と語っている。
現在この女に対し警察が厳しい事情聴取を行っているが、地元メディアは「動機は不明。語られていない」と報じている。
■しつけのはずが制御不能に
鬼のような継母による暴行・傷害事件。感情が激化してコントロールが効かなくなり、「お仕置き」「しつけ」と称して野蛮な行為に出る例は少なくない。
3年前にはジンバブエ・マスビンゴ州で、継母がおねしょをした4歳男児の左右の眼球をえぐり取るという惨たらしい傷害事件が発生。この女は警察の取り調べのなかで、平然とした顔で「おねしょへのお仕置きが必要」と話して話題になった。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)