新型コロナ記者会見でヤバすぎる仕草 感染症対策の権威のクセが話題に
急増する感染者数の数字に怯える人々。知りたいのは「どうすればいいのか」だ。
新型コロナウイルスの感染および新型肺炎患者の発生に関し、世界各地で自治体および保健当局のトップが連日のように記者会見を開いている。有識者によるさまざまな解説にも大きな注目が集まっているが…。
■非常事態宣言を受けて
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、米国・カリフォルニア州は4日、州の全域に非常事態宣言を発令。サンタクララ郡でも保健当局による記者会見が開かれた。
そのマイクの前に立ち、感染を予防したい、もしも感染しても周囲の人にうつしたくないと考える人々が守るべきこと、してはならないことを解説したのは、公衆衛生学が専門のサラ・コディ博士だった。
■ウイルスは口、鼻、目から侵入
無意識のうちに口、鼻、目を触っていることがある手指。しかしコディ博士は、それによりウイルスが体内に入り込んでしまうという現状を説明した。
感染予防のためには手をよく洗い、とにかく清潔に保つこと、そして自分の顔を手指で触らないよう意識することが大切だと力説する博士。しかし彼女には、いわゆる「指ペロリ」の癖があった。
■原稿のページをめくるため…
話を先に次に進めるには、手元に用意してある原稿のページをめくる必要があったコディ博士。次の瞬間、彼女は大きく出した舌で右手の人差し指をペロリとなめた。
それは「手指で口、鼻、目などを触れないよう気を付ける必要がある」とサンタクララ郡の人々に向かって注意を呼び掛けた直後のことだった。
■感染症対策のプロがこれでは…
何気ないふとした瞬間に、つい出てしまういつもの癖。このコディ博士の仕草を捉えた動画が今、ツイッターで大変な広がりをみせている。今に限って、それは指ペロリが不快と言う理由からではなかった。
人間は癖や習慣を簡単にはやめられない。原稿を作成して読み上げた本人、感染症対策のプロですらそんな失態を犯してしまうのだ。人々はこの動画により、「蔓延を阻止することはもはや難しいのでは」といった不安をますます強く感じとってしまった様子だ。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)