トイレットペーパーが3000円 怒りの声あがる高額転売にメルカリ広報の見解は…
新型コロナウイルス感染拡大やネットの「デマ」を受け、トイレットペーパーや生理用品などの売り切れが続出。メルカリをはじめとしたフリマアプリやオークションサイトで高額転売される事態に…。
スーパーや薬局でトイレットペーパーやティッシュペーパーや生理用品の売り切れが相次ぎ、多くの消費者が混乱している。そんななか、フリマアプリやオークションサイトでこれらの商品が高額で転売されていることが判明した。
■24ロールで3000円
編集部がフリマアプリ各社を確認したところ、『メルカリ』でトイレットペーパーが12ロールで1,000円、12ロール2セットだと3,000円、12ロールとティッシュ5箱セットで3,500円といったように販売されていることが判明。同じく『ラクマ』でも似たような価格で出品されていた。
『ヤフオク!』でも終了まで残り1日の時点で18ロールのトイレットペーパーに45件もの入札があり、2,100円まで価格が高騰しているのを確認。
たしかに、元値から考えればかなり高額で取引されている。売り切れも続出しており、「高額だが背に腹は代えられない」というユーザーも少なくないようだ。
■高額転売に怒りの声
しらべぇ編集部の取材では、トイレットペーパーの供給不足は「完全にデマ」だということが判明しているが、デマだと分かっていても売り切れが怖くなり買いに走ったという人はいるはず。その余波が各サイトにも影響を及ぼしていると考えられる。
また、トイレットペーパーが目立つが、ティッシュペーパーや生理用品も高額で出品されている。こうした高額転売について、ネット上では「生理用品まで転売とか悪質すぎる」「いい加減にしてほしい」「本当に困っている人のことを考えてほしい」と怒りの声が目立つ。
さらに、「トイレットペーパー」「生理用品」というワードがトレンド入りする事態となった。