対戦相手の股間をガブリッ サッカー選手に5年のリーグ活動停止処分
男同士のケンカが激化した際、片方が理性を失ってしまうとこんなコトも…!
サッカーの試合後、選手間のトラブルにより激しい口論が発生。対戦相手の急所に野蛮な攻撃で重傷を負わせた1名が重い処分を受けた。
■スタジアムの駐車場で…
この事件はルクセンブルクとの国境に近いフランス北東部のモーゼル県で起きた。
昨年11月17日、アマチュアチームのSC テルヴィル対AS スートリッシュの試合があるスタジアムで行われ、両チーム1-1の引き分けに。ところが試合後、両チームの選手数名が駐車場で衝突を繰り広げた。
■激痛と大出血のなか病院へ
激しい口論はやがて恐ろしい暴力行為に発展。ある時、スートリッシュの選手が相手の股間に噛みついた。
激痛に悶絶しながらテルヴィルの選手は病院に運ばれたが、局部を10針も縫うほどの大怪我で4日間の休養が必要となり、半年間にわたりサッカーが出来なかったという。
■5年間リーグ活動停止
この件について審議してきたモーゼル県サッカー協会の裁定委員会は、加害者の選手に5年にわたるリーグでの活動停止をこのほど言い渡した。
またテルヴィル側に対しても、選手たちにスートリッシュ側を激昂させる発言や治安を乱す行為があったとして、200ユーロ(日本円にして約24,000円)の罰金を支払うよう命じている。
被害者のプライバシーを守るため、また加害者にも復帰の可能性があるため、両者とも氏名などは公表されていない。
■噛みつきグセがある選手も
プロ・サッカー界でも同様のアクシデントは起きている。
ウルグアイ代表でFCバルセロナ所属のルイス・スアレス選手は、リヴァプールFCに在籍していた2013年、当時チェルシーFCに在籍していたブラニスロフ・イワノビッチ選手の腕に噛みつき、10試合出場停止の処分をくらっていた。
2014年のワールドカップでもその行為を繰り返したスアレス選手は、今ではサッカー界の問題児となっている。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)