謎ツイートの多い福島瑞穂議員が社民党党首に復帰 野党の党大会続く
連休中、社民党と国民民主党の党大会が行われ、福島瑞穂参院議員が社民党党首に復帰。
22日、国民民主党が党本部で党大会を開いた。社民党は22日、23日に星稜会館で党大会を開いた。国民民主党は当日、フリーランスの取材の拒否を宣言。そして、YouTubeで観ることを勧められた。
■クルーズ船への対応を批判
玉木雄一郎代表は挨拶で、「安倍政権の危機管理には綻びが出ている。3人の閣僚が16日に開かれた国の対策本部の会議を欠席したことにも如実に現れている」と述べた。
特にクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」への対応は、国内だけでなく海外からも多くの批判を受けていると指摘。アメリカなどが中国全土からの渡航者の入国を拒否する中で、同党からの指摘もあってわずかな対象地域の拡大を行ったことを紹介した。
それでも未だに中国の一部地域に限られているとのこと。
■医療崩壊を懸念
「検査体制、医療提供体制も本当に国民の健康や命を守るものになっているのか不安は拭えない。同僚議員の皆さんにも国会で何度も提案してもらったが、今こそ、新型インフルエンザ特別措置法の適用を検討すべき。特に、特措法に基づく『緊急事態宣言』を発し、できることを全てやり切るべき」と熱を入れて語った。
やり過ぎだと思われるくらいやって、収束してくれば緩めればいいのだと宣言。
今後、どこまで感染が広がるか予断を許さないが、最悪のケース、つまり大流行で重症患者があふれ返るケースを想定した場合、日本の基幹病院の機能は大幅に制限され、相当な混乱が予想される懸念を表明した。
その上で玉木代表は、「とりわけ基幹病院機能の維持が大きな課題になるのは明らか。医療崩壊のような事態を絶対に起こしてはならない。だからこそ、私たちは、国民の皆さんが感じている不安や、最前線で闘う医療現場の皆さんの声を聴き、重症者や死亡者を最小限に抑える方策を考え行動していく」と国民に呼びかけた。