家の床下から「人の舌が入った瓶」を発見 警官隊も急行する騒ぎに
なぜこんなところに… 女性は、その存在をすっかり忘れていた。
■元夫の忘れ物と判明
事情聴取から、それらは女性の元夫が50年以上前に職場から持ち帰り保管していたものだと判明。
元夫は大学で勤務していた病理学者で献体された遺体の一部などを研究に利用していたが、州外に引っ越した際に職場からそれらを持ちだし、温度も低く保存には最適なスペースに収納。「引き続き研究材料として利用する予定だった」という。
しかしいつの間にかその存在すら忘れていたという元夫は、女性との離婚を機に家を出ることに。「生々しい研究材料が自宅にあることは聞いていた」という女性本人も、「すっかり忘れていた」と明かしている。
■捜査の進展は…
研究材料とはいえ遺体の一部などを自宅に持ち帰った元夫だが、数十年が経過し法律も一部変わっていることから、違法行為として裁くべきケースかどうかは未定とのこと。
また元夫は捜査にも協力的で、現在は検察医も調査に加わり研究材料の確認に追われているという。おそらく事件性はないというこの騒動だが、舌などを見つけた業者はとてつもないショックを受けたに違いない。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)