埼玉県議、お茶出し専従の「給料」に驚き 廃止された背景には…

埼玉県議会で、「お茶出し専従」の臨時職員が存在していた問題。議員たちからも様々な意見がでていたようで…

2020/02/21 13:00

煎茶
(bee32/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

20日、埼玉県議会の常任委員会などで、女性職員らが委員の県議にお茶出しをする慣例などが廃止されることが報道され、大きな話題に。

翌21日放送の『とくダネ!』(フジテレビ系)でも特集され、お茶出しのための臨時職員の給料や仕事内容、そして県議たちのリアルな声が取り上げられた。


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■「お茶出し」で7人を雇用

報道によると埼玉県議会では、県議たちにお茶を出す専任の職員を計7人、日雇いで臨時雇用していたという。雇用されていた7人は50代~70代の長期経験者の女性で、埼玉県議会の常任委員会と特別委員会のときのみ、県議たちにお茶を出す業務を行い、その他の会議では業務は行なっていなかったそう。

主な業務内容としては、茶葉から急須でお茶を入れ、審議が始まるとお茶を配り、審議が中断したら、すかさずお茶を交換。審議終了したら湯呑を回収する、といったものだった。

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■給料は1人あたり年間約5万円程度

臨時雇用されていた女性たちの2018年度の出勤日数は17日で、1日の勤務時間はおおよそ3時間~5時間ほど。2018年に彼女たちに支払われた給料は7人合わせて37万円で、1人あたりの給料は1年間で約5万円程度だったという。

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■廃止に至った背景は…