新型コロナウイルス感染の妊婦が赤ちゃんを出産 「最初の検査では陰性」
猛威を振るう新型肺炎。中国では感染した妊婦が分娩を迎えて話題になっている。
■世界最年少の感染例も
新型肺炎が猛威を振るう湖北省武漢市では妊婦の感染例も増えてきている。
妊娠中の肺炎は重症化する例もあるため心配が尽きない中、今月2日には、市内の病院で新型コロナウイルスへの感染が確認されている妊婦から誕生した赤ちゃんについて、生後30時間目の検査で感染が判明した。
世界最年少の感染例として大きく報じられたが、医療チームは「赤ちゃんは体重3,250グラムで健康状態は悪くない」と発表している。
■妊婦から胎児への影響は不明
武漢市の例では、誕生した新生児の観察にあたっている医師がメディアの取材に対し「赤ちゃんが早くも陽性であるという事実を重くみている。このたびの感染原因は不明。あらゆる感染経路を疑ってみる必要がある」などと述べていた。
なお、2月11日時点では、新型コロナウイルスに感染した妊婦から胎児への影響について不明としている。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)