純愛か狂気か 亡き妻の骨と人形を抱いて16年暮らす男性

夫にここまで一途に愛された妻は幸せだろう…。

2020/02/12 11:30

■着替えは日に2度

人形には日に2度、妻が愛用していた衣服を着せ替え、白い顔に化粧を施す。そうすることで少しずつ心の安定と明るさを取り戻したルヴァンさん。久しぶりにメディアの取材を受けたのは妻の死から10年が経った2013年だった。

少し薄汚れてしまった人形はやはり妻の服を着て彼が眠るベッドに横たわっており、「毎晩手をつないで一緒に眠る」という話だった。


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■16年が経過した今も…

純愛か狂気か。「もうそっとしておいてあげよう」と、その後は世間もルヴァンさんを忘れかけていた。だが、このほど7年ぶりに現地のメディアが彼の自宅を訪問したことが話題に。

63歳になった彼は車椅子の生活になっていたが、妻の名で呼ぶ大切な人形との生活は16年が経過した今もなお続いていた。親類が反対しようと近隣住民が笑おうと、彼はまったく気にしない。「妻とは死ぬまで一緒」と話した。

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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ

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