フラれた男が逆上 「最低な死に方をしろ」と元恋人をハンマーで襲撃
頭をハンマーで殴られた被害者の女性は精神的バランスを崩し、「今も多くの問題を心に抱えたままです」と語っている。
■被害者の心の傷
被害を受け脳震盪を起こした女性が傷を負ったのは体だけではなかった。
裁判所で読み上げられた女性の声明文には「あの日、本当に自分は死んでしまうのだと思いました」「あれからというもの外出も怖く、パニック発作に苦しんでいます」と苦しみが述べられている。
また、「頭にできた傷痕は隠せるしいつか消えるでしょうが、精神的に多くの問題を抱え二度と元の自分には戻れないと感じています」と現在の心境がつづられていた。
■下された判決
「重傷を負わせる目的で確かに襲撃した」と認めた男に対し、裁判所は2月5日に懲役5年の実刑判決を言い渡した。
服役を経て再び女性に接触する可能性もあること、また女性が「あいつにきっと殺されると思う」と怯えていることから、これに加え被害者との接触を禁じる接近禁止命令も下された。
まだ若いとはいえ、恋に破れハンマーを手にした男の行動はあまりにも身勝手で残酷だった。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)