ピエール瀧の復帰報道で再燃した「薬物犯罪者の復帰」問題 是非を聞くと…
薬物犯罪者が後をたたない芸能界。その復帰については…
2019年3月、コカインを摂取していたとして麻薬取締法違反で逮捕されたピエール瀧が、来年公開される映画の撮影に参加。本格的に芸能界に復帰する可能性が高いことが判明いした。
衝撃の逮捕から1年も経たないうちの復帰に「早すぎる」「やっぱり芸能界は甘い」など、批判が相次ぐことに。しかし、その一方では「また見たい」「頑張ってほしい」という応援の声も上がっている。
■薬物犯罪をした芸能人の復帰についてどう思う?
しらべぇ編集部では全国の10~60代の男女1,798名に「薬物犯罪者の芸能界復帰」について調査を実施。
結果、「罪を償えば復帰してもいい」と答えた人は38.4%。多くの人は、たとえ一度の過ちであろうとも薬物に手を出した芸能人の復帰に否定的だ。
■容認派が多いのは…
年代別に見ると、傾向が出た。
10代の割合が極めて高く、51.6%と半数を超える。罪を償った芸能人が復帰することについて、若者は肯定的。「やり直しの利く社会」を望んでいるのだろうか。
一方中高年は厳しい意見を持っており、60代は賛成派が30.1%に。社会人が薬物犯罪をすれば大きく信頼を失い、元の地位に戻ることは難しい。そんな仕組みを痛いほど理解している世代は、復帰に否定的だ。