「固定電話恐怖症は甘え」 元営業がネット上の定説を否定したいワケ
情報番組で取り上げられて注目を集めている「固定電話恐怖症」。完全に甘えであるという見方もあるようだが…。
5日午後にはツイッターのトレンド入りをも果たした「固定電話恐怖症」だが、ネット上では「甘えである」など手厳しい意見が多いようだ。IT企業の営業出身であり、数多くの電話対応を経験してきたしらべぇ編集部員の実録を元に、問題のフレーズについて考察したい。
■「固定電話恐怖症」とは
5日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)でも取り上げられた「固定電話恐怖症」は、会社にかかってきた電話に恐怖を抱くというもの。
若者世代は「誰からかかってきてるか分からない」ゆえの恐怖が強いようだが、上司世代からは「恐怖心があったら仕事にならない」といった声が上がっており、ネット上でも「仕事なんだから割り切るべき」「さすがにこれは甘えでしょ」などの意見が目立った。
■もちろん擁護の声も
しかし一方で、「恐怖症」に心当たりがあるユーザーからは反論の声も上がっている。
ツイッター上には「メールで済むことをいちいち電話してくる人がいて、ノイローゼ気味になりました…」「気が立ってる人だと、ただ電話に出ただけの人に怒鳴り出すこともあるからね」といった体験談が多数確認できた。