アパートで幼児を殺害 35歳母親が連行中に絶叫「息子を殺したのは私」

なぜ息子を殺す必要があったのか。女の父だけは無実を信じ、「あれは事故だったんです」と娘を擁護している。

■「死にたい」と絶叫

異国での結婚生活の破綻を経た女は、1月19日、生活の拠点としていたアパートで「死にたい」と絶叫。

様子がおかしいと知らされた友人が現場に向かい「助けにきたわ、話し合いましょう」と外から声をかけたが女の異常な様子はまるで変わらず、現場に駆け付けた警官隊が女の暮らす部屋に踏み込んだ。

しかしその場で発見された幼い息子はすでに呼吸さえしておらず、警官が懸命に蘇生を試みるも、残念ながら息を吹き返すことはなかった。息子の死因は明かされていない。


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■娘をかばった父

女も自殺を試みたのか首に傷ができており、車いすに乗せられた状態のままパトカーまで連れて行かれた。その際にも女は極度の興奮状態で、何度も「息子を殺してしまったの」と絶叫。ついには息子を殺した容疑で22日に逮捕された。

ちなみに当局は「本人も息子の殺害を認めた」と発表しているが、女の老いた父だけは娘の潔白を信じている模様。

「孫はアクシデントが起き死んだのです」「娘はいま入院中です」などとメディアに話している。母を殺害に駆り立てたのは、狂気か絶望か。真相は今後の捜査で明らかになるはずだ。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

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