武漢から帰国した日本人の取材に疑問噴出 「マスクの付けかたが…」
中国は武漢から帰国した日本人がインタビューに対応。しかし、現場の状況に疑問を覚える人も少なくない。
世界を恐怖で包み込んでいるといっても過言ではない、新型コロナウイルス。日本国内でも感染者が発見されており、深刻さは日に日に増していっている。
■武漢より帰国した日本人
29日午前、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中国・武漢に在留していた日本人206名が政府チャーター機で帰国。そのうち男性2名が羽田空港にてメディア取材に応じた。
『とくダネ!』(フジテレビ系)などの情報番組では取材の様子がリアルタイムで流れ、「現地での対策」や「機内の様子」といった事柄が語られている。
■視聴者が疑問に感じたのは…
貴重な情報が明かされたが、多くの視聴者は男性らの「マスクの付けかた」に疑問を感じているよう。ネット上では「2人ともマスクしてるけど、鼻が全然隠れてない…」「マスコミの人たちもかなり近づいてるけど、あのマスクの付けかただと危ないよね」といった声が散見された。
「電話取材のほうが安全だったのでは」などの意見も少なくなく、今回の取材そのものに違和感を抱いた人も多いようだ。
■危機意識の少なさなのか…
しらべぇでも既報のとおり、武漢市にはマスクの着用を拒否する高齢者も見られるという。一方、日本国内では中国人旅行客による「マスクの買い占め」も発生するほど危機意識が高まっているが、用法を誤っていては本末転倒。
マスクを着用する際は、正しい付け方を心がけたい。
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(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)