診療中の医師を患者の親戚が暴行 刃物で手を何度も切られ重症
医師の治療に満足できず、逆恨みした末の犯行なのか? 刺された眼科医は重傷を負い「手術で手を救わねばならぬ状態だ」という。
■医師が受けたダメージ
情報筋から伝えられたされる地元メディアの報道をまとめると、襲いかかられた医師は男の攻撃を受け頭にいくつもの切り傷ができ、しかも手は神経に傷がつくほど深く刺されていた。
「医師の手が使い物にならなくなっては大変だ」と事件後すみやかに手術が行われたようだが、どこまで回復する見込みなのかわかっていない。
■動機解明へ
容疑者の身柄は確保されたものの、動機についてはまだとくに報じられていない。しかし容疑者が患者の親戚だったことから、医師がなんらかの理由で逆恨みされていた可能性もゼロではなさそうだ。
当局も声明を出し、「医療に従事する人たちを襲撃することは断固として許せない」と発表。ネットでは「医療関係者に襲い掛かるような人間は最悪だ」との声が多くあがっている。
医療スタッフが狙われるケースが多いとされる中国だけに、今後さらに各病院のセキュリティ対策が強化されるだろう。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)