有名マッチングアプリ『Tinder』で女性ユーザー7万枚超の写真と個人情報が流出
マッチングアプリに個人情報をあれこれと入力し、顔写真を晒す。やはり危険が伴うようだ。
■退会者のデータこそ狙われる
米国のニューヨーク市サイバー性犯罪対策課では、顧客データの破棄がデータ流出のきっかけとなっている可能性を強く指摘する。つまり会員登録者ではなく、退会者の個人データが破棄される瞬間がより狙われるのだろうか。
また、収集した画像が偽のプロフィールを添えられ「なりすまし詐欺」として利用されるなど、情報が悪意で利用される時期については予測不能。Tinder側はユーザーの被害を最小に食い止めるため、現在ありとあらゆる策を講じているという。
■大阪民泊バラバラ殺人事件
2018年2月には、兵庫県三田市の当時27歳の女性がTinderで知り合った米国人に殺害される、「大阪民泊バラバラ殺人事件」が起きていた。
無料登録で気軽に使えるマッチングアプリも、ニックネームの設定を怠れば本名が晒される可能性も。Facebookや他のSNSに学校・会社名を公開していれば、身バレはあっという間であることも覚えておきたい。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)