高校の宿題プリントに強姦を題材にした問題 「不適切」と保護者が激怒
問題の出し方ならば、いくらでもあったはずが…。非常識な問題を作ったのは、いったい誰だったのか。
宿題として生徒たちに配られたプリントに、「女性が強姦被害を受けた」との文章が含まれていた。
授業で習った内容を生徒たちがしっかり理解しているか否かを確かめる問題だったことは間違いないが、その内容については「あまりにも配慮に欠けているのではないか」と批判が噴出している。
■宿題プリントの問題
各メディアの報道によると、1月10日、米国・テキサス州にあるクラインコリンズ高校で、生物を受講している生徒たち約90人に宿題用のプリントが配布された。
そこには「授業で学んだDNAについて十分理解できているか」を確認するための課題が書かれており、設問中に物議を醸す表現が含まれていた。
■衝撃的内容に唖然
設問には「スージーは路地で襲われ強姦被害者になってしまいました」から始まり、「犯行現場に残されていた精液のサンプルを警察が採取しました」と続く。
さらに「強姦した可能性がある容疑者は3名います」として各容疑者のDNAに関する特徴も記載されており、それらを比べて強姦魔を特定せよと書かれている。