母の虐待で男児死亡 壮絶な経緯を知る父は「息子はやっと楽になれた…」
かわいい盛りの息子を、無残にも殺害した母親がいる。ひどい虐待を加えていたのは、母親だけではなかった可能性もありそうだ。
母親のもとで育てられていた幼い男の子が、虐待被害を受けた結果、わずか2歳で亡くなってしまった。母親の恋人にも疑いの目が向けられるなか、遺族が複雑な今の胸中を明かしている。
■男児の早すぎる死
米国・ジョージア州シルベスターで暮らしていた2歳の男児が、2019年11月に死亡した。通報を受けた警官隊が男児の家に急行したが、すでに心肺停止状態に陥っていた男児は救いようがなく、残念ながらその場で死亡を宣告される。
その後ほどなくして検視が行われ、激しい虐待を受けた末の死であった可能性が高いと判明。結果、1月10日に容疑者として身柄を確保されたのは、男児の養育にあたっていた21歳の母親シャシー・ニコル・スウェインだった。
■複雑だった家庭環境
男児の実の父親は、育児にも熱心に関わっていたが、夫婦の関係が破綻するなり、生活環境は激変。
スウェインの新たな恋人が家に出入りするようになったのを機に、父子がほぼ会えない状態になり、男児の世話は主にスウェインの役割になった。