運動でリスクを減らす? 経営者の2割が病気をきっかけに運動を始めた経験も

病気になると、健康に過ごすありがたみを心から感じるものだろう。

ランニング
(Milatas/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

運動不足や乱れた食生活を長年続けていると、生活習慣病になるリスクが潜んでいる。健康な毎日を送るには、日頃から運動を習慣化しておく必要があるだろう。

しかし、日々の生活に追われていると、なかなか運動を始めるきっかけもなく過ごしてしまう人も多いはず。また、病気になってはじめて、今までの生活を改め、運動を始めたという人もいるのではないだろうか。


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■約1割が病気きっかけ

しらべぇ編集部が、全国10~60代の男女1,653名を対象に調査したところ、「病気をきっかけに運動を始めた経験がある」と回答した人は、全体の14.8%であった。

病気きっかけ運動

なお、男性16.2%、女性13.3%と、病気をきっかけに運動を始めるのは、男性のほうがやや多い傾向があるようだ。

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■男女間で傾向に違いも

また、この調査結果を男女年代別に見ていくと…

病気きっかけ運動

もっとも割合が高かったのは、60代男性で21.7%。男性は年代が上がるごとに割合が高くなっていく。対して女性は、60代の割合が15.1%と高いものの、世代間の差は5ポイント以内と、男性ほど大きくないのが特徴的だ。

女性は、ダイエットや美容のために日頃から運動している人も多いのだろうか、病気をきっかけに運動をはじめる人は男性ほど多くないようだ。


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■職種によって違いが…

さらに、この結果を職業別に見ていくと…

病気きっかけ運動

もっとも割合が高かったのは会社経営者で、22.2%。自由業が20.3%で続く結果となった。また、病気で仕事を休み療養中なのだろうか、無職の人も19.2%と割合が高い傾向がある。

会社経営者や自由業の人が病気になってしまった場合、代わりに仕事ができる人がいないことも多いため、大きな損失に繋がることもあるだろう。そうした経験から、経営者や自由業の人は、今後のリスクに備えて日頃から運動をはじめる人が多くなるのだろうか。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2019年8月9日~2019年8月14日
対象:全国10代~60代の男女1653名 (有効回答数)

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