歯の治療中にドリルが火を吹く 5歳少女が口に大やけど

削る際のキーン、キーンという音だけでも怖い歯医者。まさかこんなことまで起きてしまうとは…。

2020/01/13 09:20

■聴覚の異常も訴える

事故により少女は付近の大学病院に救急搬送され、4日間入院して検査と治療を受けた。だが口の粘膜ばかりか退院後に聴覚にも異常が生じて9日間の再入院となるなど、治療期間はかなり長引いた。

歯科や医師に対する強い恐怖感を訴え、ひどい痛みからしばらく食べることも飲むこともできずに苦しんだ少女。さらには、損傷を受けた部分によって、苦痛が一生続く可能性があると告げられた。


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■取材に応じない歯科医

「歯科治療上の事故として、あってはならないこと。とても容認できるものではない」と話している少女の両親らは、歯科および医師を相手に15,000ドル(日本円にして約163万円)以上の損害賠償を求める裁判を起こした。

一方、医師はメディアの取材に一切応じていない。だが治療器具から火が放たれるのは非常に恐ろしい現象で、なぜそのようなことが起きてしまったのか、大勢の患者のためにも一刻も早く原因を明らかにする責任があるはずだ。

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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ

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