見ないと損する? 女性はエンドロールまで映画鑑賞する人が多数
昨今では様々な演出がある映画のエンドロール。最後まで見る人はどのくいいるのだろう?
2020/01/12 19:20
映画の最後にキャストやスタッフなど制作に携わった人たちの名前が流れる「エンドロール」。ほとんどは、主題歌とともに、黒い背景に名前が淡々と流れることが多いだろう。しかし昨今では、本編後の様子が流れたり、こだわった演出のものも。
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■エンドロールが話題に
エンドロール自体が話題となった映画というと、2015年の『バクマン。』だろうか。週刊少年ジャンプの連載作品が原作で、まさに週刊雑誌の漫画家を描いたものだ。
サカナクションが歌う主題歌『新宝島』に合わせ、スタッフやキャストの名前を、歴代の連載単行本のデザインに名前を組み込んだのだ。
また、劇場版最終話が2020年6月公開で待たれる『新世紀エヴァンゲリオン』などのアニメ作品は、テレビ放映のときのように、エンドロールのあとに次回予告が流れる演出も。
■半数以上が見る
そこで、しらべぇ編集部が、全国10~60代の男女1653名を対象に調査したところ、「映画はエンドロールまで見るほう」と答えた人は、全体の54.4%。
男女別では、男性は50.2%、女性は58.4%と女性のほうが8.2ポイント高い傾向。男性のほうが、切り替えの早い人が多いのだろうか。女性は余韻を楽しむ人が多いのかも。
■若年齢層は見逃さない?
さらに男女年齢別で見ると、10代女性が一番の高ポイントで75.8%。次いで、20代女性が72.5%という結果。
前述のとおり、昨今ではエンドロールに演出のあるものや、エンドロール後に続きのある映画が増えている。若年齢層でとくに女性は、そういったことが浸透しているため、割合が高いのかもしれない。
人によっては見る必要性を感じないエンドロール。しかし、作品によっては、見ないと後悔するものも。ときには最後まで作品の余韻にひたるのもいいかも。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代の男女1653名 (有効回答数)