札幌三越で大人気の物産展「ホクレン大収穫祭」に東京都民が衝撃を受けた理由
北海道で人気の物産展、実際に行ってみると…
■すべてが良心的価格
さらに驚いたのが、三越という日本を代表する一流デパートの物産展なのにかなり良心的な価格設定。これもなぜか聞いてみると…
自宅で消費するため段ボールで購入する人や、北海道を出て働く子供への仕送りにも使う人が多く、毎年ホクレン大収穫祭のときになると「かーちゃんの仕送り最高!」と楽しみにする一人暮らしの北海道出身の人もおり、みながたくさん買うからなのだとか。いい話だなー。
こちらは美唄市のお母さんたちが集まったえぷろん倶楽部が出展する「中村のとりめし」。鶏1羽を余すことなく使ったとりめしはすでに美唄市名物となっており大人気だが、それでも値段は551円という信じられないほどの良心的価格。
しかも弁当を作って持ってくるのではなく、なるべくできたての美味しい弁当を食べてほしいとカーテンの裏で炊きたてのとりめしをせっせと詰めていた姿には涙が出るほど感動した。
■スーパーベジタブルも手に入る
さらに、毎年おなじものばかりというワケではなく、たとえばこの最近話題のスーパーベジタブル「レッドビート」は、葉酸の含有量が多く妊婦にはとくにおススメの野菜。
札幌で大人気の締めパフェ専門店にも採用(現在は販売終了)されており、流行の食材が手に入ることで毎年違った新しさもあることも、人気の秘訣のようだ。
また、北海道で活躍する農業人や農畜産物、季節の料理などを紹介しているホクレンのWEBメディア『GREENWEB』にもさまざまな情報があるので、そちらも要チェック。
■道民にもっとも愛されていると言っても過言ではない
北海道でトップクラスの人気を誇る「ホクレン大収穫祭」はリピーターの数も多く、道民にもっとも愛されていると言っても過言ではない物産展であった。
「美味しくて高品質なものを届けたい」という願いが詰まったホクレン大収穫祭、行けばそれがすぐにわかることだろう。来年の開催も、いまから楽しみである。
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(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男 取材協力/ホクレン農業協同組合連合会)