札幌三越で大人気の物産展「ホクレン大収穫祭」に東京都民が衝撃を受けた理由
北海道で人気の物産展、実際に行ってみると…
東京など都市部のデパートで開催される物産展といえば、超人気店のシェフが登場したり、とにかく豪華な食材を使った弁当や総菜が売られ、かなり派手なイメージがある。
その中でもとくに人気の物産展をあげるとすると、やはり北海道の物産展が一番な気がする。では、北海道のデパートで人気の物産展はどのようなものなのだろうか?
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■主催に聞いてみた
その物産展とは、ホクレン農業協同組合連合会が毎年開催する「ホクレン大収穫祭」。なんと昭和47年から始まり今年で48回目を迎える、まさに道民に愛され続けている物産展らしい。
その疑問を晴らすべく、主催のホクレン農業協同組合連合会(以下ホクレン)に取材を依頼すると、快くOKしてくれた。
ちょうどもうすぐその物産展が始まり、ホクレンがこれまた優しいことに札幌三越にも館内撮影の許可を取ってくれたため、実際に行ってみることにしたぞ。
開店前に行ってみると、すでに札幌三越の前には行列が。ここまで人気なら中はどれだけスゴいのだろうか? 会場に入ってみると…!!
■意外と地味だが…
あ、あれっ!? 正直に言おう。意外と地味である。しかも東京の物産展とくらべ、弁当や総菜の数も少なめ。ただ、つかみ取りや無洗米ゆめぴりかなど高品質な食材が入った「ホクレン100周年記念感謝セット」など、品質の良いものが多くある印象。
それもそのはず。出展者はホクレンをはじめ道内の生産者やJAなど、飲食店よりも農畜産に携わる人ばかり。そのため、品物は野菜や畜産物が多いのだが、商品のクオリティは目の肥えた道民も納得のものばかりなのだ。
ちなみに、毎年人気なのが豆コーナーらしく、大豆や小豆など定番の物以外にも紫花豆や白花豆、とら豆など種類豊富に取り揃えられており、開店後は自分で豆を調理する北海道マダムで大盛況だった。