わからないことをすぐ聞いてくる… 自由業の6割がモヤモヤしている傾向も
職業によっても、すぐに質問された場合のモヤモヤ度合いに違いがでるようだ。
2020/01/06 09:00
あなたはわからないことがある時、すぐに周りの人に聞くタイプだろうか。わからないことはわかる人に聞いてしまったほうが早いと考える人と、自分で考えたり調べたりしてそれでも解決できなかった時に人に聞く人と、タイプが分かれるものではないだろうか。
また、人に疑問を投げかけた時に、自分で調べたら良いと煙たがられた経験がある人もいるのではないだろうか。
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■3割が「モヤモヤ」
しらべぇ編集部が、全国10~60代の男女1,733名を対象に調査したところ、「わからないことをすぐ聞いてくる人にモヤモヤする」と回答した人は、全体の27.8%であった。
わからないことを聞いてくる人にモヤモヤしているのは3割と少数派であることが判明。なお、男性27.9%、女性27.7%と、男女間で大きな差はないようだ。
■30代男性は余裕なし?
また、この調査結果を男女年代別に見ていくと…
もっとも割合が高かったのは、30代男性で36.8%。10代女性32.8%、50代男性30.7%、10代男性が30.0%で続く結果となった。男女ともに60代の割合が低いのが特徴的だ。
30代男性は大きな仕事も任せられるようになり、部下を持つようになる世代ではないだろうか。仕事が忙しいなかで、いろんなことを聞かれても丁寧に教える余裕がないのかもしれない。
また、高齢層になれば知っていることも増えるが、10代はまだ聞かれてもわからないことが多いため、質問されることにストレスを感じているのだろうか。
■自由業が突出
さらに、この結果を職業別に見ていくと…
もっとも割合が高かったのは、自由業で61.5%と突出。続く会社経営者の30.8%と比べても30ポイント差がひらいており、もっとも割合が低かった自営業の20.5%と比べると41ポイントも差がでる結果に。
自由業の人は、会社に属さずフリーランスでの業務をしている人が多いだろう。自分自身、わからないことがあっても聞ける人が周りにおらず、自分の力で学習し切り抜けてきたためだろうか、わからないことを気軽に聞く人に対して複雑な気持ちになるのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国10代~60代の男女1733名 (有効回答数)