乳がんと誤診され両乳房を切除された女性 苦悩を激白

誤診のせいで、心身ともに大変な苦痛に耐えるはめになったある女性。今もその思いは複雑だ。

乳がん・マンモグラフィー
(Stephane Noiret/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

女性にとって、乳がん宣告を受けることはとてもつらいことだ。乳房切除という治療方針を受け入れることも大変悲しいことにちがいないが、ある女性は誤診が原因で両方の乳房を失い、しかも化学療法も受けるはめになってしまった。


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■乳がん宣告

2016年のこと、英国スタッフォードシャーで暮らすある女性(28)が授乳を試みるたびに吸いにくそうにする息子(当時生後6ヶ月)の様子を見て、嫌な予感がしたという。

そこで念のために病院に行き検査を受けたところ、医師団は「悪性度が高く治療が困難な乳がんです」と女性に宣告。そこですぐに治療が始まった。

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■両乳房切除と化学療法

どうにかがんを克服しようと、女性は両乳房の切除手術、乳房再建手術、さらには何ヶ月にも及ぶ化学療法を受け、必死に耐えたという。しかし2017年に入りすべてが終了したとき、実は誤診で乳がんではなかったと判明。

病院側は女性に謝罪し「診断を下すのは人間です」「よってこういう誤診に至ってしまいました」とも釈明したというが、心身ともにあまりにも苦しい経験を強いられた女性の怒りは大きかった。

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■女性の苦悩