「子供が通う学校の先生」に惹かれた母親がストーカーに 罰金刑に衝撃走る
「あの人と私は愛し合っている」と思いこみ、ストーカー行為を続けたある女。被害者の不安感は今も大きい。
■先生の変わらない態度
先生は思わせぶりな態度は一切とらず、それどころか諦める様子のない女に対し「あなたに対する愛情などまるでない」と正直に伝えたが、「私は信じないわ」とまるで受け入れず、ストーカー行為は2019年7月下旬まで続いた。
また3月からは、たびたび先生にメールを送信。そこには「過去のことは水に流してやり直しましょうよ」「そろそろ心を開いて」「一度は抱き合った仲なのに」などの内容が書き込まれていた。
しかし先生と女に個人的な関りはなく、すべては女のでっち上げ、もしくは思いこみだったようだ。
■女に下された判決
この件で逮捕された女には9ヶ月の社会奉仕活動命令、罰金の支払い、「2年間は先生に近づいてはならない」とする接近禁止命令などが言い渡された。
先生は今も不安が大きく、車に乗るたびに「あの女が近くにいるのではないか」と恐怖心でいっぱいになるとのこと。何ヶ月も受けたストーカー行為については、「まるで悪夢のようでした」と話している。
女の子供については先生が勤務する学校には居づらくなってしまったらしく、今は別の学校に移り勉強を続けているとのこと。異常な行動で周囲に迷惑をかけた女については、「カウンセリングを受ける予定」と報じられた。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)