『スッキリ』加藤浩次、グルメサイトの評価システムに苦言 「本当それ」
『スッキリ』食べログなどのスコアに振り回される人に対し、加藤浩次が苦言を呈した。
忘年会シーズン真っ只中のこの時期は、美味しいお店を探すために各種グルメサイトが大活躍することだろう。25日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)では、口コミサイトの点数をめぐる問題がとり上げられた。
■思わぬ弊害も…
料理の写真や金額を手軽にチェックできるのグルメサイトの強みだが、ユーザーが何よりも注目しているのは口コミやスコアだろう。同日の『スッキリ』では、グルメサイト『食べログ』から「店の点数を恣意的に下げられた」と訴えるオーナーが登場した。
オーナー曰く、「およそ3.5点以上あった店舗たちを3から3.1といった低い点数に下げられた」とのこと。点数が下がった原因に心当たりはなく、「逆に我々が知りたい」とコメントしている。
■点数が下がった結果…
低評価となった影響はチェーンの系列店28店舗に現れており、予約件数が8割近く減った上に売り上げが約2億円も落ち込んでしまったという。番組MCの加藤浩次は事情を聞き、「お店のトータル点数ってもう付けちゃいけないと思う」「付けて良いのは味、サービス、お店の雰囲気っていう風にバラバラにして、合計点がいくつっていうのはやめたほうが良い」と持論を展開。
「コストパフォーマンスを大切にする客」など何を優先すべきかは客それぞれのため、トータル点数の概念はマイナスでしかないと熱く語ってみせた。
■賛同の声相次ぐ
加藤の主張を受けて、視聴者からは「めちゃくちゃ正論言ってくれてる…。その通りです!」「本当それ。感情的になってつけた点数とかも混じってるから、信用できない」「味もサービスも一緒くたになった点数は確かに不明瞭だな」といった声が多数上がっている。
一方で「数字に頼りすぎなければ安全」「過信するのは禁物だけど、グルメサイトとしては普通に便利だよね」など、「利用法を誤らなければ便利」という意見も少なくはない。
■グルメサイトだけで判断するのは…
口コミ評価を鵜呑みにすることの危険性が明らかになった今回のケース。しらべぇ編集部では全国20〜60代の男女1,353名を対象として、「口コミサイト」に関する調査を行なった。
調査の結果、全体の26.4%が「食べログの評価でお店を判断する人が苦手」と感じていることが判明。男性は年齢と共に、苦手意識が強まる傾向にあるようだ。
過度な信用は危険だが、コンテンツとしては優秀な部分も多いグルメサイト。依存し切ってしまった人は、自身の使い方を考え直すと良いかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)
対象:全国20代~60代の男女1353名