クリスマス前の大惨事 踏切を渡ろうとした男児が列車に轢かれ即死
ほんの少し待てば安全に踏切を渡れたはずが、少年は判断を誤ってしまった。
列車がどんどん自分のいる場所に近づいていることは理解できても、そのスピードまで想像できる子供は非常に少ない。ある少年も「今なら大丈夫」と信じて線路を横切ろうとしたというが、列車のスピードは少年の想像以上に速かった。
■買い出しに出た少年
米テキサス州で暮らしていた12歳の少年は、とても明るく穏やかな性格で、多くの人たちに愛され慕われていたという。
その少年が飲み物を欲し、「今からソーダを買いに行ってくるよ」と家族に伝え外出。目的の店に行くには踏切を渡る必要があったというが、この時は「一刻も早く店に行き買い物をすませたい」と少々焦っていたようだ。
■悪すぎたタイミング
自宅のそばにある踏切まで来た少年は、列車が近くまで来ていることには気づいていたとのこと。その瞬間に足を止めほんの少しのあいだ待っていればよかったのだが、少年は「急げば大丈夫」と考え、踏切を渡ることに。
列車は猛スピードで迫っていたというが、どれほどの速さなのか、そのタイミングで踏切を渡ることがどれほど危険なのかに、少年はまったく気づいていなかったようだ。