不仲な隣人に酸をかけた男に懲役20年 被害者には一生癒えることのない傷が…
「今も不安を払拭することができずにいます」と語る被害者。その心の傷はあまりにも深い。
■男に下された判決
今月10日、残忍な行動に走った男にようやく懲役20年の実刑判決が言い渡された。当局は被害者の状態に深く同情し、「あまりにもひどい被害を受けました」「傷あとはどのような治療をほどこしても消えるものではないのですから」とコメント。
さらに「このような判決が下ったことについては、被害者にも喜んでいただきたい」と付け加えているが、男は短ければ15年の服役を経て釈放される可能性もあるという。
■被害者の声
この事件につき被害者は裁判所に声明を寄せ、その中で「生涯消えることのない傷あとが残ってしまいました」「これが自分の体だとは思えないのです」と現在の心境を公表。
真夏であろうがケロイドを隠すために服を着こんでいるといい、最近では引きこもりがちで「人にじろじろ見られるのが怖いのです」「不安は消えません」とも明かしている。
この事件で「人生が変わってしまいました」というこの男性は「普通の生活ができなくなったのです」とも続けており、世間からは同情の声が噴出している。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)