いじめに耐え兼ねた少年が反撃 停学処分になるも母は「これでいい」

少年が選んだ解決法は正しかったのか。母親は息子を褒め、「これで一件落着」とSNSに書き込んだ。

怒る少年
(Marcos Calvo/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

何年間もいじめっこがいる学校にびくびくしながら通い、やられっぱなしだったというある少年。学校の対応にも満足できなかった少年が相手に殴りかかり、処分を受けた。この反撃につき母は称賛。世間からは「学校を訴えてやればいい」という声も多くあがっている。


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■いじめに耐え続け爆発

今月に入り、米ミズーリ州で暮らすある女性がFacebookを更新。そこに息子が停学処分を受けたと書き込み、そのような状態に至った経緯を明かした。

女性によると、少年は中学校に入った頃からずっといじめっこ、さらにはその取り巻きに嫌がらせを受け苦しんでいたとのこと。

そこで少年や同級生、また女性も学校に相談したというが何も解決しなかったことから、少年は「やるしかない」と決意。相手の顔に3度パンチを浴びせ泣かせたところ、取り巻きもようやく黙り、いじめはなくなったという。

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■学校側の対応

学校側もいじめについては承知しており、トラブルを回避すべく「互いに関わらないこと」と少年たちに指導。「ちょっかいを出しあってはならない」と伝えてあったという。

それでも状況は変わらず、学校でのいじめやネット上での脅迫に、少年はじっと耐えていたとのこと。そのような経緯から少年は「学校は頼りにならない」「自分で解決するしかない」と感じるようになり、ついには相手にパンチを浴びせたという。

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■母は「これで問題解決」