父が誤って9歳の息子を殺す　臓器は病気の子供たち3名に移植

9歳の息子を連れて出かけたある父親が、誤って子供を殺してしまうという痛ましい事故が起きた。とても優秀だった少年の臓器はその後ほどなくして取り出され、一刻も早く新たな臓器が必要な子供たちのもとに運ばれたという。

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■優等生だった少年

米サウスカロライナ州のある小学校に通っていたある男児（9）は、学業の面では飛びぬけて優秀だったとのこと。学校が制作している優等生リストにも名前が載っていたといい、勉強以外にもスポーツやピアノ演奏を楽しむ、とても良い子だったという。

その少年が、感謝祭の日に「うさぎを狩りに行こう」という父親、そして親しい友人に連れられて外出。そのために、少年の運命は完全に狂ってしまった。

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■撃ち殺された少年

この少年が感謝祭の日に父と楽しむはずだった狩りの場で、父が撃った銃弾が少年に命中。突然起きた悲劇で、少年はそのまま帰らぬ人になってしまった。

突然の息子の死にこの父親、また少年の母親も大変なショックを受けたというが、人柄が非常に良いと評判の家族のために友人が奔走。「少年の葬儀費用の捻出に協力したい」という目的で寄付を募るなどし、遺族のために尽力している。

ちなみに父親が逮捕されたとする情報は現時点ではないが、詳しい事情を聞かれていることは間違いない。