息子の同性愛告白を許せず… 殺人を犯した母に実刑判決
誰よりも母親に理解してほしい。そう願ったにちがいない少年は、母親により命を奪われてしまった。
■とどめを刺した母
殺し屋たちは少年たちを激しく殴りつけ殺害を試みたが少年は死なず、怖くなったのか「とどめをさすことはできない」として最後の一撃をくわえることを拒否。そこで「こうなったら私がやるしかない」と決意した母親が息子を刺し、少年はそのまま息絶えたという。
2016年12月に発生したこの事件につき長いあいだ捜査や審議が行われ、このほどようやく女に対する判決が言い渡された。
■母親に下された刑
「私が息子を殺しました」と女は認めはしたが、「私のほうこそ、息子に殺すと脅されていたんです」と釈明。死んだ子供に対し「悪いことをしてしまった」とうなだれるどころか、息子にも非があるかのごとく話したと現地メディアは伝えている。
しかし実際には大人しく優しい少年だったことを親族も証言していることから、女には息子を殺した犯人として25年8ヶ月の実刑判決が言い渡された。あまりにも身勝手な母親の犯行に、あらためて批判の声があがっている。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)