小柳ルミ子、2度の自殺未遂をブログで告白 「死に切れず…」
小柳ルミ子がブログを更新。自殺が報じられたク・ハラさんに言及するなかで、自らの辛い過去を明かした。
■ハラさんの自殺に「悔しい」
先月24日、ソウルの自宅で遺体となって発見されたハラさん。親日家として知られるだけに、日本の芸能界からも惜しむ声が続々と寄せられていた。そして悲報から約10日経った今日、小柳がハラさんへの想いを綴った。
冒頭「知った時、ショックだった」と、報せが届いた際の心境について記す。さらに「28才と言う若さで、自分の未来も、今迄の頑張りも、全て否定してしまうなんで、悲しい! 悔しい!」と感情を露わにする小柳。
自殺の原因になったとされるネットでの誹謗中傷については、「SNSの書き込みは、一歩間違えば、『武器を持たないテロ』だ」と断罪した。
■「私も過去に2度…」
これだけ怒りを露わにするのには、理由があった。なんと過去に2度ほど自殺を図ったことがあるという小柳。その際は「死に切れず、未然に発見され、未遂に終わってしまった」のだそう。
だからこそ、ハラさんの気持ちが痛いほどわかるという。小柳は最後に、いまなお心無い誹謗中傷を受けている人に向け「自分の心を乱されないで欲しい! スルーして欲しい! 特定の、あなたを愛する心優しい人達もいるのだから、負けないで欲しい!」とメッセージを送った。
■最近はバラエティでも活躍
こうした過去を感じさせることなく、テレビでは明るい笑顔を振る舞く小柳。歌手としての成功は言うまでもなく、最近はその異常なまでの”サッカー愛”が話題になり、スポーツ番組やバラエティ番組にも出演している。
さまざまな方面で活躍する小柳だけに、この投稿は多くの人に驚きと感動を与えたようで「よく書いてくれました…」とその勇気を讃えるコメントが見られた。
■半数「誹謗中傷で立ち直れない」
しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,342名に調査したところ、全体の半数以上が「ネット上で誹謗や中傷を受けたら立ち直ることが出来ない」と回答。その傾向は、とくに女性に顕著に表れた。
いつ自分がその被害者、あるいは加害者になるか分からないSNSでの誹謗中傷。ネットを利用する人にとって、小柳の言葉は決して他人事ではないだろう。
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(文/しらべぇ編集部・東水 壮太)
対象:全国20代~60代の男女1342名(有効回答数)