『スッキリ』加藤浩次の“いじめは犯罪”持論に共感 「よく言った!」
『スッキリ』いじめ問題に対する加藤浩次の持論が共感を呼んでいる。
学校や職場など、人が集まる場所では発生するケースが多いのがいじめ問題。3日放送の『スッキリ』では、名古屋市内で発生した小学5年生の児童に対するいじめ問題についてとり上げた。
■金銭を要求
殴る蹴るといった身体的な暴力や、心ない言葉を浴びせる精神的な嫌がらせなど、一概に「いじめ」といってもその種類は様々。今回発覚したいじめ問題は、被害者の男子児童に、同級生6人が合わせて10万円から20万円もの金銭を要求したというもの。
現時点では加害者側の保護者からの謝罪は電話のみにとどまり、中には支払ったお金を返金していない家庭もあるという。
■「いじめ」ではない
問題の経緯を受け、MCの加藤浩次は「被害者側が納得していない」ということを強調。金銭を要求したことに関しても、「いじめと言うより、恐喝ですよ」「金持ってこいって言ってるわけですから」と怒りを露わにした。
■言葉の持つニュアンス
「窃盗罪」という立派な犯罪であるにも関わらず、「万引き」という呼び名には軽めなニュアンスが感じられる。同様に、「いじめ」という呼び名に違和感を抱いている視聴者が多かったようだ。
ネット上では「加藤浩次、よく言った! これはいじめでなく、犯罪です」「いじめっていう言葉で片付けるの嫌い。犯罪はしっかりと裁いてほしい」といった意見が多数上がっている。
■「いじめ」は処罰されるべき?
大きな波紋を呼んだ今回のいじめ問題。しらベぇ編集部では、全国20〜60代の男女1363名を対象として、いじめに関する調査を行った。
調査の結果、「いじめは犯罪として処罰されるべきだと思う」と回答した人は全体の77.8%と判明。大多数の人がいじめに厳重な処置を求めているようだ。
いじめがなくならない原因の1つには、加害者側の罪の意識の少なさも関係しているだろう。いじめる側の立場にいる人は、1日でも早く卑劣な行為を改めてほしい。
・合わせて読みたい→いじめを目撃して食い止めた少年 逆恨みされ殺される悲劇に
(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)
対象:全国20代~60代の男女1,363名(有効回答数)