「家族を皆殺しにする」 暴走するDV父にハンマーで反撃した青年が出所
「自分を犠牲にしてでも母を守りたかったのです」と語った青年が話題に。
■服役中に届いた訃報
父親に重傷を負わせた男性には有罪判決が下されたが、裁判官は男性につき「善良な人物」と発言。「父親の虐待行為も十分に考慮した結果、実刑6年がふさわしいと判断した」とも男性に伝えた。
その後に服役生活を始めた男性に届いたのは「父親が自殺した」という知らせだったというが、家族関係の修復に前向きだった男性の心情を考慮した当局は、男性が葬儀に行くことを許可したと言われている。
■「後悔はない」と明かし話題に
6年の実刑判決を受けたものの、約4年の服役を経て男性はついに出所。さっそくメディアの取材に応じ、「父が自殺したのは僕のせいだと思います」とコメント。
しかしハンマーで殴りつけたことについては「後悔していません」と述べ、「暴行を食い止めたい一心で自分を犠牲にしたと思っています」「大変な過ちを犯したことは間違いありませんが、ああしなければ母も僕も殺されていたかもしれないのです」とも付け加えた。
母親を守るため、犯罪者になることを承知の上で父親に襲いかかったこの男性。今後の人生が穏やかなものになるよう願わずにはいられない。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)