「家族を皆殺しにする」 暴走するDV父にハンマーで反撃した青年が出所

「自分を犠牲にしてでも母を守りたかったのです」と語った青年が話題に。

拳
(ndranik Hakobyan/iStock/Getty Images Japan/画像はイメージです)

父親の凶行から母を守りたい。それだけを願い、すさまじい暴力癖がある父親にハンマーで殴りかかった青年がいる。その後の服役を経て出所した青年の今の思いとは?


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■荒れ狂った父親

英国ティーズサイドで暮らしていたある男性(27)の父親には、ひどい暴力癖があった。2007年にも男性の母親に殴りかかり首を絞めあげた末に有罪判決を受けたほどで、2014年春にも「お前ら全員、ナイフでぶっ殺してやる」などとわめいて家族を怖がらせたという。

その直後に自宅の一室から母の絶叫が響いたため、男性はハンマーを持ち部屋に突入。母を救うべく父親の顔面と頭部を何度も殴りつけ、大怪我を負わせた。

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■血まみれで自首した男性

男性が父親を殴りつけた回数は、計8回。これにより父親の顔面には複数の穴があき、顎や頬、鼻などの骨も折れたという。

また脳にもダメージを受けた父親はそれでも一命をとりとめたが、男性はそのまま自転車に飛び乗り自宅を後に。返り血をあび真っ赤だった男性が向かった先は警察署で、男性はそのまま逮捕された。

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■服役中に届いた訃報