ウサイン・ボルト、日本に好印象 「英語で話せない国で住むなら日本」
陸上100・200メートル世界記録保持者のウサイン・ボルト氏がイベントのため来日した。
2019/11/15 17:30
■「友人に日本を勧めた」
冒頭、日本語で「ありがとう」と話すボルト氏。訪日するのは「10回目くらい」だという。
日本について「日本のかたがたは親切。友人にも言ったことがあるが、英語を話せない国でどこかに住むとしたら日本だと(勧めた)」と好印象を抱いている。
■「日本はリレーが強い」
来年開かれる東京五輪は「楽しみだ。選手としてではなく、1人の観客として参加できる初めてのイベント。スタジアムを見ること、会場のエネルギーを感じること、全てが楽しみ。選手としてではなくファンの1人として観戦を楽しみたい」と期待。
五輪を目指す陸上日本代表選手に向けては「100メートルで10秒を切った選手もいると耳にしている。台頭している選手もいるし、日本の強みはリレーだと思うのでいい成績を残すのでは。日本のファンのみなさんが会場にエネルギーを持ち込んで応援すればおそらく日本の選手もいい結果となるはずだ」とエールを送る。
■ビジネスでの成功望む
今回、電動キックボードなどの事業を手掛けるアメリカの会社『Bolt Mobility』の共同設立者・創立投資家となったボルト氏。
「常にベストで、偉大な成功を収めたいと思っている。陸上ではない、外の世界の成功を追求したい。慈善活動は今後も続け、ジャマイカだけでなく世界を救う活動にも参加したい」と意欲を燃やしている。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)