「不衛生」「店員がオタクをバカに」 アニメコラボカフェ炎上の背景とは

アニメのコラボカフェ「キャラクレ!」が不祥事で炎上。アニメコラボカフェ、イベントの実態と問題点とは?

クレープ
(loooby/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

「渋谷マルイ」に展開するクレープ販売店「キャラクレ!」で、従業員が調理中に商品をつまみ食いをするなどの不適切行為を行なったとして、店舗が営業中止になったうえ、後予定されていたイベントも中止になるという事態が起きている。

『おそ松さん』『弱虫ペダル』等の人気作品とコラボしてきた店ということで、ツイッター上では注目を集める本件だが、なぜここまでの騒ぎになっているのか。取材を行なうと、コラボカフェが抱える複数の課題が浮かび上がってきた。


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■アニメコラボカフェとは

「コラボカフェ」はアニメ、漫画のシチュエーションやフードを体験できる形態の飲食店のこと。

作品を反映した内装のなか、キャラクターにちなんだメニューを楽しむことができ、マンガ・アニメ好きの層には一定の需要がある。「キャラクレ!」はそのひとつで、運営元はファイブアイ社だ。

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■「キャラクレ!」炎上の流れ

今回の炎上の流れを解説すると、発端となったのは11月2日に行なわれたツイッターユーザーの投稿。

人気作品『うたの☆プリンスさまっ♪』とコラボ中だった「キャラクレ!」を訪問したその人物がクレープを注文したところ、ガラス面のオープンキッチンで調理中の従業員が、食材をいくつも食べながら作業をしていたと投稿した。

明らかに口元に手をやり指を舐めた動作があったことや、周りにスタッフが数人いたにも関わらず、誰も注意をしていなかったことなどが問題視され、この時点でそれなりの騒ぎに。

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■謝罪文を出すも再度炎上