時代遅れとも称される日本の「根性論」 必要性を聞いてみると…
時代の流れにあっていないとの声もある根性論。実際どう思う？
■根性論は必要の声
根性論が必要だと話すのは、50代のIさん。
「スポーツはもちろん社会生活でもそうなのですが、同じような能力を持つ人間が複数人いたとき、優劣がつくのは精神の強さ。
行き過ぎはよくありませんが、ある程度無茶な練習や仕事量をこなすことで『負けたくない』という根性が身につく。今の子供たちは根性がないので、すぐ負けてしまう。もっと精神を鍛えるべきです」
■否定する人も
一方根性論を否定するのは20代のKさんだ。
「根性など磨く暇があったら、技術や知識を身につけることに力を傾けたほうがいい。私は野球をやっていましたが、グラウンド50周走らされたり、声を延々出すことを強要されたりしたため、うんざりして退部しました。
根性論って結局は人を選別するためのもの。少子化が進んだ現在には必要ないし、技術と知識でカバーできる」
様々な意見があるが、現代でも「根性論が必要」と感じている人は少なからず存在していることだけは間違いないようだ。
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（文／しらべぇ編集部・佐藤 俊治）
対象：全国10代～60代の男女1,733名 （有効回答数）
