化学実験がまさかの大失敗 教師のミス連発で生徒が大火傷

教師の釈明については疑わしい点も。この教師は教育熱心なのか、それとも向こう見ずな性格なのか…。

■教師の釈明

教師はこの失敗につき、「何年も実施し成功していた実験でした」と釈明し、また水ではなくアルコールを火にふりかけたのは「故意ではなくアクシデントだった」と説明。

しかし当局は、この重大な失敗につき「鎮火しようとしたのか、それともアルコールで火をさらに燃え上がらせ生徒に見せようとしたのかは不明」との見解を明かしている。

なおこの教師は前日にもこの実験を試したというがやはり失敗しており、それでも同じ実験をしたことで生徒にとんでもない火傷を負わせてしまった。


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■訴訟問題に発展

この件で、生徒の家族は学校を提訴すべく弁護士を雇用。問題の教師は今は休職中だというが、給与は支払われているという。

校長はこの教師につき「大変な失敗をしてしまったものの、良い先生です」と擁護。「ただ実験室での授業を安全に行えるよう訓練を受けるべき」との考え方を示し、解雇には至っていない。

学校は安全な場所という考え方が今も根強いが、このケースで「安心できない」「こんな実験は不要」「解雇したほうが良い」という声も少なからず上がっている。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

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