化学実験がまさかの大失敗 教師のミス連発で生徒が大火傷

教師の釈明については疑わしい点も。この教師は教育熱心なのか、それとも向こう見ずな性格なのか…。

実験炎
(JohnAlexandr/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

生徒たちを楽しませたい。化学に興味を持ってほしい。そんな思いから「ある実験」をしてみせた教師の大失敗で、ひとりの生徒が大変な火傷を負うという出来事があった。

生徒はひどい痛みと治療に耐えたが火傷の痕が残ったままで、熱中していた趣味さえも楽しめなくなってしまったという。


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■実験の失敗

今年8月のこと、米ジョージア州にある高校で行われた化学の実験で大変な事故が起きた。「みんなをワクワクさせたい」との思いから実験を披露することにしたのは教師で、液体に浸した紙幣に火を放つも紙幣は燃えずに終わるはずだったというが、失敗に終わったという。

このとき教師は火を消そうとあせり、手元にあった液体をかけて鎮火を試みたとのこと。しかしそれが水ではなくアルコールだったせいで、火はさらに大きく燃え上がり、近くに座っていた男子生徒(16)に燃え移ったという。

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■大火傷を負った生徒

生徒に火が燃え移ったことに気付いた教師は、ショックを受け茫然と立ち尽くしてしまったとのこと。そんな中この生徒は顔、首、胸部や手などに大火傷を負い、その後に搬送された先で痛い治療に耐え手術も受けたという。

しかし火傷はひどく、耐え難い痛みのせいで大好きだった楽器演奏やスポーツもできない状態が続いたと明かしている。

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■教師の釈明