「家の中が汚すぎる…」 大家族長女の通報でゴミ屋敷の両親が逮捕
子供とペットの世話を完全に放棄し、家の中も外もゴミだらけにしていた無責任な男女が警察署に連行された。
■署に連行された両親
通報した少女は家庭で教育を受ける「ホームスクール」を選択した形になっていたものの実際には何も教えてもらっておらず、不潔な家で年下の子供たち(6歳、8歳、9歳、12歳)と多くのペットの世話をするよう強いられていたとのこと。
また体を洗えるのは週に1回のみだったというが、自宅では水も使えないことから、近所のレストランにあるトイレで水を勝手に使用し体の汚れを拭き取っていたとみられている。
子供たちの両親は育児を放棄していたと判断され、そのまま身柄を拘束された。
■警察の声明
子供たちを保護した当局は、「よく勇気をだし通報してくれました」という声明を発表し、一家の長女を称賛。「子供たちは親から離れ、安全な場所にいます」「連行した親は子育ての方法も分かっていませんでした」とも付け加えた。
今後、無責任極まりない両親は法の裁きを受けるとみられている。子供たち、とりわけ自殺願望を募らせていた長女については、心のケアも必要になりそうだ。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)